総月家では、今日もお財布片手に家族会議です。
歩月「
お金が……ない……(・ω・´;)」
早月「え、何で?」
皆月「最近、時間がなくて秘密にしか行けてないですからね。呪いはともかく塩はお金貰えませんし……。
でも姉さん、こつこつ貯めてたはずなのに……」
歩月「……( ´_ゝ`)」
皆月「あのお金は一体何に……
あ(;;゜д゜)」
歩月「
アンタの攻速杖と知識頭に消えたんでしょうがぁあああああ!!!!」
そう。
ソロで生きていくと決めた次男のために、長女は34%杖と知識+93の頭を買ってあげていたのでした(´・ω・`)
そんなわけでからっぽになった総月家のお財布。
文句を言うのは勿論この子。
早月「兄さんだけずるい~。私だってもっとスキル品ほしいのにぃ」
歩月「……うっ(;´゚ω゚)」
早月「達人ロマだってかわいそうだからって先輩がくれたものだし名手サクレだって兄さんのお下がりじゃない!大家ロマも大家サクレもほしい~~~」
歩月「だ、だからホラ……笛はRankだしちゃんと補充だってしてるし、刺青もスキル品だし……っ」
早月「うう……姉さんひどい……」
歩月「(;;゜д゜)」
早月「私だって女神もスピコマもほしいのに……Σ(●p>□・)・。゚・。チラッ」
妹の涙に弱い長女はあわあわ(゚Å゚;A)。
そして空っぽのお財布を握りしめ、すっくと立ち上がった。
歩月「よし分かった」
早月「え?(*´∀`*)」
歩月「スキル品……スキル品がほしいんだな……」
早月「うん!!!!(女神っ!すぴこまっ!!)」
歩月「
拾ってくる……」
早月・
皆月「……
へ?(;;゜д゜)」
ぼろぼろの#を片手に玄関口に向かう長女。
追いかける次男。
皆月「拾うって……、そんな、無理だよ!姉さん、運は23しかないのに!!」
歩月「うるっさい!運じゃない。命がけで拾いに行くんだ」
皆月「命がけって……
ね、姉さんまさか……」
歩月「行って来る。アレが拾えたら」
皆月「無茶だよ!じゃあ僕が行くよ!僕の方がまだ小回り利くし」
歩月「
オマエが頼りにならないから私が行くんだろうが」
皆月「う……ごもっともで……」
歩月「家のことは頼んだ」
そういい残すと、槍をくるくる回しながら長女は河口ダンジョンへと向かっていったのでした(´・ω・`)
長くなったので以下次回~。
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